当社は自動車・トラックの部品メーカーとして、冷間鍛造と精密機械加工の技術向上に努め、数々の特許を取得し、最先端の技術と共に歩んできました。
今後は温間鍛造やステンレスの鍛造など、さらに高度な部品製造技術に取り組むと共に、幅広い分野のお客様のニーズに対応できる部品メーカーとして挑戦を続けていきます。
アルミ合金製ダンパーボディは、二輪・四輪のレーサー用など特殊車両には一部用いられていますが、重力鋳造法で鋳造され溶接構造により構成されています。そのため、鋼製に比べて価格的に高価なため乗用車への採用は限定的です。当社が導入した800トン油圧サーボプレスを活用し、金型の複動化と加圧制御技術の開発により、アルミサスペンションダンパーボディの一体化成形に成功しました。
これによりダンパーボディの軽量化が実現し、価格も鋼製品並みで提供することが可能です。